8月22日土曜日、仙台文学館まつり2015に参加いたします。
現在仙台文学館で行われている展示「11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展」にちなんで11色の色を用意しました。
やわらかい紙粘土でカラー粘土を作ります。
http://www.sendai-lit.jp/1057
お盆がすぎ、だいぶ涼しくなってきました。
気温が高いうちに、ぼかしをつくります。
ぼかしとは米ぬかや油かすなどの有機質肥料を微生物で発酵させた緩効性肥料です。
生ゴミで堆肥をつくるときにも発酵のもととして使われ、今はホームセンターなどで手軽に手に入ります。
今年アトリエの畑の夏野菜にも大活躍してくれました。
材料は米ぬか、菜種油かす、魚粉、というそれだけでも肥料として使えるもの、それから発酵のもととなる微生物としてヨモギを発酵させた液、微生物のえさとして黒糖を用意しました。
米ぬか、油かす、魚粉、黒糖を手でよくまぜます。
土遊びのようだけれど、米ぬかが土より軽くてふかふかなのでとてもいい感触です。
魚粉のにおいなのか独特の香りで、昔、祖母がたまごを売るために飼っていたにわとりのえさのにおいを思い出しました。
そこに水で薄めたヨモギの発酵液を少しずつ混ぜ、さらに手で混ぜます。
水が入るとしっとりとしてやっぱりとても気持ちいいし、面白いです。
混ぜ終わったら、蓋をして発酵するのを待ちます。
うまく発酵してくれますように。
人間も発酵食品は体によいけれど、畑もただの有機質肥料より発酵したものの方が良く効くのでしょうか?
発酵って、ただ条件を整えてあげるだけでほとんど人間の力ではどうしようもなく、ただ待つばかりです。
このところ、大雨が続きましたが、トマトは雨が苦手です。
トマトは雨に当たって裂果すると、虫に食われやすくなります。
もともと農薬を使っていないのでくわれやすいところ、今日の収穫分はほぼ食べられていました。
切ってみないとわかりませんが、人間が食べられる場所は少しばかりのようです。
同じように、とうもろこしも虫にくわれています。
真ん中を何カ所も食べられたもの、穂の部分から芯の部分に侵入しているものもあります。
畑の中で完全に虫にくわれていないのは奇跡的な何本かです。
でもトマトよりは食べるところが残っていますね。
無農薬でも、いろいろと虫から守る手立てはあるので、来年は試してみましょう。
それにしても、このごろ、虫食いの野菜は見ないですね。
虫食い跡だけでもドキッとするけれど、中から虫がにょろっとでてくるとびっくりしてしまいます。
もっとドキドキしながらそんな虫をつぶして殺します。
生かしておくと、他の実も食べられてしまいますから・・・
枝豆も甘く大きく育ったので、ずんだのおはぎをつくります。
まずは枝豆の収穫です。
葉っぱは畑で落とし、枝付きのまま持ち帰ります。
のんびりとお話をしながらさやを枝からはずします。
こうした単純作業をしながらはお話がはずみます。
そのあとは少し柔らかめにゆで、さやから豆を取り出し、薄皮をむきます。
この作業、意外に時間がかかります。
豆はなかなかたまりません。
昔ずんだをつくるとき、ここは子どもたちのお仕事でした。
豆がそろったら、はじめはすり鉢でつぶし、その後に砂糖を加えながらすっていきます。
砂糖を加える前に味見してみると、つぶしただけなのに、枝豆として食べるのとは少し味が違います。
ずんだができあがりました。
少しかためにできました。
後で母にきいたところ、「砂糖が足りないのではないか、ずんだのつなぎは砂糖だから」とのことです。
家で昔から作ってきたずんだは砂糖と塩だけです、なるほど・・・
もち米とうるち米を炊いたごはんをつぶします。
つぶつぶが残るぐらいの、「はんごろし」にします。
おはぎをつくるときすり鉢は大活躍です。
つぶしたごはんをまるめて、ずんだをつけてできあがりです。
ずんだが固い分苦戦しましたが、いろんな形のおもしろいずんだのおはぎができました。