アトリエサタチはこどものための美術クラブです。
畑で野菜をそだてたり、自分達で料理をして食べたり、絵をかいたり、ねんどなどの造形をしたりします。
日常をていねいに生きて、世界がどんなふうにできているかを実際に感じたり、社会がなぜこのような仕組みなのかを考えることは、美術的な思考の第一歩です。
さらに、そこで考えたことをなんらかの形で表現できたら、日常は豊かなものになるにちがいありません。
アトリエでは、大人はきちんと大人の事情と意見を伝えますが、ルールづくりも子ども達が行います。
2021年は特に特別な年になる予定です。
4月に倉庫に引っ越すので、『倉庫の一年』というプログラムを始めます。
倉庫は人が住むようにはできていません。
そうした場所で、どうすれば健康に、さらに快適に過ごせるかを考えながら工夫していく一年とします。
倉庫では、調理はすべてロケットストーブで行い、エネルギーについても考える予定です。
未来は全て子ども達のものです。
アトリエは、子ども達がすてきな大人になるお手伝いを出来る場所でありたいと考えています。