石巻の実家に60年以上生きている柿の木があります。
実が大きく渋が強いたちで、毎年干し柿にされお正月の紅白なますにいれられています。
そろそろ色づきはじめる季節ですが、まだまだ青いので、少しだけ先にとらせてもらって、柿渋をつくりました。
柿渋は日本で古くから防腐や塗装として木材や、染色、紙の防水などに利用されてきました。
青い柿を砕いてミキサーにかけて2昼夜おいて発酵させたものをしぼります。
ミキサーにかけているこの時点ではにおいはほとんどありません。
発酵で色だけでなく、においがどのように変化するかも楽しみです。