畑のすみに、大きくて立派ないちじくの木が生えています。
今年大家さんのご好意で、いちじくの実の収穫をさせていただきました。
柿の木などと違い、いちじくの実はいっせいには熟しません。
少しずつ熟していくので、何回かに分けて収穫することができます。
熟してくると、黄緑色で固かった実は赤むらさきがかり、木のまわりの空気がほんのりといちじくの良い香りとなります。
いちじくの木の枝は独特の生え方をしており、大きい木は、葉をかき分け入っていくと中は薄暗いジャングルのようです。
そこにいるだけでドキドキします。
黒と黄色の配色のカミキリムシが枝にいてビックリします。
注意深く熟した実を取ります。
最初は見分けるのがうまくいきませんが、何度かする収穫するうちに、熟した実を選んでとるのが上手になります。
収穫したいちじくは、30分くらいで簡単にできるジャムにて食べました。
いちじくは生で食べるとやさしい甘さと香りがしますが、煮るといちじく独特の良い香りが強くなります。
できたジャムはとてもきれいな色でした。
大家さん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。