無題

三島町の桐炭、胡粉、蜜ろう、マットメディウム

福島県喜多方市の蔵に展示

 

何かを描くのではなく、基底材にものの持つ「いろ」をのせるという作業の軌跡からなる平面作品をつくっている。今回は三島町の桐炭のくろを使用し、会津地方の土地が持つかこから現在までを貫く記憶のような気配の感じられる空間をつくりたいと思い制作した。

震災後は、あたりまえであったことがそうではなくなってしまった

それでもその土地で暮らす以上、時間をかけ手間をかけて、日常を取り戻す努力が行われている。桐炭もそのようにして作られ続けていると伺った。

北の風土の厳しさの中で、人は自然を征服するのではなく、寄り添って暮らしてきたように、人々の営みはとぎれることなく続いていくのだ。

nontitle

2015 Paulownia charcoal in mishima-machi,whitewash,beewax,mattmedium at Storehouse in Kitakatacity